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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

原因として閉塞性と中枢性がありますが、当院では閉塞性の診断治療を行っております。

小児の場合

主な症状

主にいびき、無呼吸

主な原因

口蓋扁桃肥大、アデノイド増殖症が原因になる場合があります。

診察方法

極細のファイバースコープにより鼻腔、上咽頭、中咽頭、喉頭などを診察致します。
扁桃腺とアデノイドの手術適応になる場合があり、説明致します。

大人の場合

主な原因

小下顎症などの顎・顔面の形と口蓋扁桃肥大や咽頭部の広さなどの軟部組織の2つが解剖学的原因になります。

診察方法

鼻腔、口腔咽喉頭を診察し、鼻副鼻腔・上咽頭レベル(鼻腔の通気状態、鼻中隔弯曲症・アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎の有無、上咽頭の状態の観察)、中咽頭レベル(口蓋扁桃肥大や軟口蓋の閉塞状況)、舌後部レベル(舌扁桃の肥大の有無)で異常ないか確認します。

その後に簡易アプノモニター検査(自宅で検査できます)を行います。その検査で睡眠時無呼吸症(SAS)の治療選択基準になる無呼吸低呼吸指数(AHI;1 時間当たりの平均の無呼吸・低呼吸回数、5 未満が正常)や睡眠中の酸素飽和度を調べます。
必要に応じて総合病院での入院によるPSG検査(SASの精密な検査)をご紹介しております。検査結果から治療を開始致します。

治療法

上記の診察で判明した原因に対する治療(鼻炎や副鼻腔炎など)、生活指導、手術治療(必要と判断される場合)、CPAP療法、口腔内装置(マウスピース)を行います。CPAP療法は、検査で基準を満たせば健康保険の適応になります(当院で治療可能です)。口腔内装置(マウスピース)の適応は、主に単純ないびき症からCPAP治療の適応にはならない軽度から中等度のSASになります。治療可能な歯科にご紹介致します。

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